爪切るの忘れた
・実家
帰省してきた。地元運転するの久しぶり。いやお盆も行ったわ。すみませんね嘘ついて。その時は気付かなかったけど学生時代よく遊んでた場所が葬儀場になってるのを発見し悲しくなった。これからどんどん若者の遊び場が葬儀場と介護施設になるんだろうなあ。
実家着いたのが昼時だったから母と姉がちょうど飯作ってて、台所覗いたらコンロ周辺が年季の入った中華料理屋みたいになってて最高だった。古い家だから綺麗にするモチベが低いっていうのも分かるんだけど自分がいた頃も大概だったがかなりグレードアップしてたね。片付けと掃除できないの完全に遺伝ですねこれ。飯はめっちゃ美味かった。やっぱ中華料理屋じゃん。あとキンカンが現役で活躍しててそれも最高だった。
母はライブが好きで姉に連れていってもらって結構頻繁に行ってるらしい。自分より行ってるし何なら身の回りのオタク友達より行ってる。しかも若者に人気のアーティストばっか。アラ還恐るべし。コレリスでインターネット有名人のゴシップに詳しい母ちゃん、他にいますかって、いねーか。
・ムー
車の半年点検に行った。電子書籍の雑誌読み放題サービスがあって、待ち時間はいつも必ずそれで月刊ムーを読む。読む機会がそこしかないので……。父親が読者だったから幼少期めちゃくちゃ読んでたのよ。オカルト好きな自分の基礎を作ったかもしれない。まあホラーが好きだったので、UMAと陰謀論は流し読みで恐怖体験談みたいなページばっか読んでたんですけど。
一番好きなコーナーは｢南山宏のちょっと不思議な話｣。今読むとこれだけインターネットが普及してるのに知らない話ばかりなのがすごいと思った。どこから仕入れてるんだろう。単に海外のバズ記事翻訳して載せてるだけだったりして。例えそうだったとしてもネタ集め大変そう。昔からずっとあるコーナーだけど南山さん今おいくつなんだろうか。と思って調べたら86歳でございました。あっぱれすぎる。てかこのコーナー本になってるんだ。買お。
そんで令和4年に大真面目にネッシーの話題で数ページ使ってて流石すぎる。大好き。オカルトの火を絶やさないでいてくれてありがとう。｢トカナ｣や｢カラパイア｣といったウェブメディアとは違うディープな魅力があるよな。次号の見出しの｢弥勒菩薩の正体はウィンドウズ95だった！｣が気になりすぎるからKindleの購読を真面目に検討してます。
