2023/9/16

はいだしょうこ

 

・気力

 最近は何をする気力もなく、職場と家の往復をしている。そのほかはたまに夫とご飯を食べに行ったり、スーパーやコンビニに行ったり。あ、でも先週は都内の友人に誘われて突発で遊びに行ったっけ。その前の週は電音部のライブに行った。なんだ、結構外出してるじゃないか。嘘でした。すんません。まあ気力がないのは事実で、何をしていても今後の人生のことや過去のこと、自己嫌悪、希死念慮、傷つけてしまった人、今できることは何か、そんなことばかり考えて頭から離れない。すべて自分が蒔いた種で、自分がしてきた選択の結果なので仕方ないんですが。全部受け入れてこれからのことだけ考えて生きていかなければ。血を流しながらでも愛してくれる人がいるんだから。←キモすぎる一文を、お前らに

 そんなこんなで破滅願望が少しずつ膨らんでいて、昨日は自宅でしこたま飲んでめちゃくちゃになってみた。18時から30度超えのウイスキーをロックで飲み始めて、飯作って食べて、直後に全部吐いて、起き上がれなくなり恐らく20時くらいにベッドで気絶。酔っても理性はあるタイプなので辺りを汚すこともなく、皿を下げられなかった以外は夫に迷惑をかけずに済んだ。一時洗面所で立てなくなったが介抱も必要とせず1人でベッドまで行けたし。なんて良心的で健康的な破滅。26歳ってまだこんなことしてても許されますか?もうダメ?そう……(無関心)昔からメンタルが本当にダメになるとODなりなんなりで強制的に体を病ませてメンタルのダメさを周囲に気付いてもらおうとするフシがある。数年に1回とか。たぶんそれの廉価版なんだろうな。まあみなさんにもそんな夜があるでしょう。ありきたりな生の苦しみだ。なとりも飲んで吐いて全部忘れちゃえって言ってた。因みにみた夢の解像度は特に悪くなかった。

 その後3時頃に目が覚めたので歯を磨いて皿を片付けて夜道を散歩した。深夜徘徊が好きで夜更かしする日はよく外を歩いている。見慣れた近所の風景も深夜になると別世界のように見えて面白い。河原に座って物思いにふけるのもいいし、いい大人が好きなだけブランコを漕いでもいい。自分だけの世界。考え事をしながら歩いていると意図せず大号泣してしまうことも少なくないが、誰に見られるでもないので好きなだけ泣くことができる。街灯すらほぼないど田舎で育ったので、灯りはもちろんのこと大きい道路やコンビニがある街に住めていることがかなり嬉しい。自分、深夜に歩いてコンビニ行くの憧れてたんスよ……。まああんまり行かないけど。行く気分にならないんですよね。よく泣いてるし。誰にも会いたくないことが多い。昨日は道路の脇に転がった子猫の死体を目撃し、悲しさに拍車がかかった。もっと生きたかっただろう。痛くて悲しくて苦しくて悔しかっただろう。動物の死体を見たとき、本当はこういう同情をしてはいけないらしい。ついてきてしまうから。でも悲しいもんは悲しい。代われることなら代わりたい。自分より生きたいと思っている生き物なんてごまんといる。こいつ本当に暗いことしか考えてないな。暗い女はいい女だって?バカ言ってんじゃないよ。

 

・ライブ

 BLEACHからキタニタツヤにドはまりしてしまい、1月のライブのチケットを申し込んだ。東京は外れてしまったものの、大阪が当選して一安心。東京のほうが行きやすいんだけどまあついでに観光もできるので良し。たまには遠方を旅行するのも悪くない。こんなことでもないと関東圏出ないしな。楽しみ~。大阪過去2回ほど行ってるから周辺行ってもいいな。京都とか行こうかな。あと全然関係ないけど若いうちに沖縄も行きたい。1人旅行は好きだが、最近知らない土地や人の多いところに1人で行くと具合が悪くなることが増えて危機感を感じている。3、40%くらいの確率で吐き気と腹痛を起こす。自由気ままに行動できて最高なんだけどな。歳ですかね。いっちょまえにメンヘラ女みたいなやつ発病しててキショ!どうなろうとおれは1人で旅行にも遠征にも行くぜ。ただライブ後に飯食いながら感想言い合うやつは楽しすぎるので連番は全然やる気あります!やれます!やらせてください!1人でニヤニヤTwitter見るのとは違う楽しさがあるよな~。

 

・時計仕掛けのオレンジ

 アマプラで見た。なんか……よく分かりませんでした……。(正直)まず、字幕がそのまますぎて単語の意味が全然分からなかった。「イン・アウト」がセックスの意だって理解できたの後半だし。いちいちググるのも面倒だったのでなんとなくの検討をつけながら見ていたが、見終わった後にいちいちググりながら見ても良かったなと少し後悔。しょっぱなから卑猥なオブジェがいっぱい出てきたかと思えば当たり前のようにおっぱいちんこまんこがもろ出しでウケた。昔の作品だもんな。内容は勧善懲悪、因果応報、なんかそんな感じだなあと思って見ていたがどうもそれだけではない終わり方だった。が、何が言いたかったのかはよく分からない。そういう時はこれ、インターネット~(ピコピコピコ~ン)。他人の考察を読みます。そしてなんとなく分かった気になります。現代人のキショいところ出てますね。正直思うところがないこともないが、消化不良で終わるより全然いい。自力で消化できないものは他人の力を借りるのだ。勉強も同じ、分からない問題を理解するためには答えを見るしかない。ただそれが作品の場合公式が真意を明言していることは少なくて、マニアが勝手に言っている言説が「答え」として扱われているからなんかモニョモニョしちゃうんですよね。受け手に委ねている分考察や感想に間違いは1つもないと分ってはいるものの、自己解釈すらできない学のなさや想像力のなさを直視しなければならないのが……その……結構キツくて……。難解な作品ばかり気になって見てしまうのも悪いんですが。なんならドグラ・マグラのほうが考察捗った。

 兎にも角にも気になっていた映画が1本見れたのは良かった。アマプラ月額分も全然使えてないから見ないと損ですよね。