2023/06/17

conscious expansion

 

・温泉

 久しぶり。って書くのも久しぶりか。今回は何日ぶりなんだろう。PCを最後につけたのも覚えてない。更新を義務にしてるわけではないものの、唯一の長文を書く手段なのでできるだけ高い頻度で書けたらなあと思っているんですよね。思っては、いる。少し前から会う人会う人に「日記読んでます」と声をかけていただけてかなり嬉しい。こんな更新頻度だけど。ありがとうね。

閑話休題

 更新しない間いろんなことあったけど一応日記だから最近のこと書くか。昨日久々の平日休みで外出意欲が高まったので温泉に行ってきた。いやどちらかというと銭湯か。住んでる県が温泉大国で風呂のある施設はほぼほぼ温泉なんすよ。すみませんねへっへっへ。初めて行くところだったが結構よかった。まあまあ広くて、風呂の種類が豊富で、何より湯の温度が高すぎない。good... 今回のセトリを置いておきます。

 

1.ぬる湯

2.気泡風呂

3.露天風呂

4.あつ湯→水風呂→外気浴×3セット

 

 まずぬるめの湯に浸かり心身をリラックスさせる。急に熱い湯に入ると体がびっくりしてしまうので初手は必ず低い温度の湯から入ります。次に気泡風呂、これはあるとテンション上がるよな。気泡に当たりながらブクブクしてる水面見てるだけで楽しいのに、水流で勝手に体が浮いてきてアワワワワ!ってなってさらに楽しい。おいおい~!このままどっかに流されちまうぜワハハ!意地でも流されねえ!てこでも動かん!などと考えながら浸かっている。年齢ですか?今年で26になります。腰痛持ちなので腰のジェットが無かったのが少し残念。次の露天風呂には庭園スペースがあり、紫陽花がきれいに咲いていて非常に良かった。昼間行ったので日焼けしないよう短時間に収めようと思ったが、いい天気と美しい庭と風が吹く度奏でられる木々のざわめきが、もう、たまらん。長風呂決定。生きててよかった(深夜高速)。湯の温度は40~41度くらいでぬる湯より少し温かく、ほかほかになった。ここで満を持して水風呂へ。桶ですくって脚にかける。クッッッッッッッッソ冷たい。こんなのに入るとか正気か?って毎回思う。入るけど。因みにサウナに入らないのはピアスが熱されて火傷になるからであり、別にブームに逆張りしてるわけではない。なんだその疑いの目は。素行が悪いからか。確かに。まあ水圧がかかる分交互浴のほうがサウナより高負荷らしいですけどね。健康を目指す読者諸君は交互浴もサウナもしないほうがいいです。危険だから。何の話だっけ、水風呂か。ギャッとなりながらゆっくり体を沈めていくとだんだん気持ちよくなってくるから不思議。肺の中の空気がスーッと冷たくなる感覚、好き。目をつむると水の音がオーケストラのように脳内に響いてくる。これがたまらん。足が冷やされすぎて真っ白になってきたところで露天風呂に併設されているベンチに腰掛け、また目をつむる。外の環境音と濡れた体をなでる風がたまらなく心地いい。このときに感じる風が人生で一番好き。しばらく休憩してまた露天風呂に入る。すると珍しく40代くらいの先客に話しかけられた。

「気持ちいいね~」

そっすね~

「ここはよく来るの?」

いや、初めてで……

「そうなんだ、何で知ったの?」

めちゃくちゃ話しかけてくるなこの人……と思いつつ、その場限りのコミュニケーションは嫌いじゃないのでこちらからも質問したり。こういうのってコロナで失われたもののひとつだよな~復活してきてなんか嬉しいな~なんて思いながら会話を続け、和やかな雰囲気の中彼女が発した一言

 

「ねえ、美容や健康に興味ある?実はネットワークの仕事をやってるんだけど……」

 

ネットワークビジネスの勧誘だった。

幸いしつこい勧誘はなく、興味ないっすね~と答えたらすぐ引き下がってくれたので良かったが、なにぶん初めての経験だったので、小生不覚にも少しワクワクしてしまいました。うわさに聞くアレって実在するんですね。詳しい話聞けばよかった。いやダメか。これが宗教の話だったらレスバしたかもしれん。気まずくなったので、ではお先に……とそそくさと内湯に移動し、前日から電マ並みに高速でピクピクするまぶたを真剣にマッサージしてたらいなくなってた。ありがとうお姉さん、私の初めてをもらってくれて……。その後は水風呂とあつ湯を往復し、体を流して出た。気分が良かったので帰りに回転寿司でドカ食いした。いい1日だった。

 

・SIX HACK

 追い続けているテレ東の怪しい深夜番組が「答え合わせ」の動画を出した。ビジネス番組の皮を被った不気味な内容で、毎週木曜に全6回の予定だったが4回目の放送が急遽取りやめになり、その翌週youtubeで出した動画がそれだ。3回までの不気味な内容がどういうわけで作られたかを説明する内容だった。

 ま~面白すぎる。制作メンバーが大森時生、ダ・ヴィンチ・恐山、Franz K Endoという自分の好きなクリエイター詰め合わせセットみたいな番組で、まあ面白くないわけがない。統合失調症の語る陰謀論ってテレビで触れるのは今までタブーだったと思う。まあだからこの回はネット限定配信だったと思うんだけど。最後は大森時生の独断のように演出されていたが、再現ドラマなどかなり凝っていたので最初からそういう構成だったんだろうな。となると4回の放送休止も予定調和のはず。動画を見た直後のフレッシュな感想がTwitterにあるのでご覧ください。

これはないだろうというかできれば当たってほしくない考察なんですけど、大森さんが「大森時生」として帰ってこないんじゃないかって思うんですよね。こんなメタをやっておいて、自身のSNSの更新も止めて、どう戻ってくるんだろうって。名前を変えたりして全くの別人として活動するとか……いや流石にないよな。売れっ子なのに今までのキャリアを更地にするわけがない。最近有名になった「近畿地方の~」の作者さんも同じようなことやったけど普通にTwitterで本の告知してるもんな。なんでもないです。なんせ「考察好きのSNS連中」なもんで。

 ホラーコンテンツ、どんどん新しい形態が生み出されて嬉しい。話は少し変わるが梨さんの作品とかフェイクドキュメンタリーQのような「明確な答えのないホラー」も新しいですよね。従来の怪談話は、明確にお化けが登場して、怖い出来事があって、最後に「後々聞いた話によると、ここで自殺した人がいて……」のような答え合わせがあって聞き手はすっきりして終わるっていうのが定石だった。それをあえて無くしヒントを限りなく減らすことで限りなく不気味になり、考察をきっかけにSNSで話題になるという。インターネットの有象無象、考察というものが好きすぎる。供給が各所からコンスタントにあって本当にありがたい。ホラー作家の皆さん全員長生きしてほしい(なんか幸薄そうだから)。

 

・虫

 虫が大量発生する季節になりましたね。職場でめちゃめちゃ見るようになった。苦手な人が多くて出るとそのたび大騒ぎ。自分はかなり平気な方でむしろサソリ食ったりセミ食ったりしてる人間なのだが、職場で「私平気です!殺れます!」と宣言するのがどうも恥ずかしくてできない。なんか異端アピみたいじゃないですか?辛い物も同様で、ココイチの7辛までは食べたことあるし、辛辛魚やプルダック炒め麺を好んで食しているのに職場のような親密度の低い人間がいる場では発言できない。いやわかってるんですよ。別に周りはそんなの気にしてないって。でもなんか、こう、おれの自我が恥ずかしいって言ってて……。中学生の頃なら嬉々としてアピールしたのに。あれだ、逆張り逆張りをし始めている節があるな。もう何が表で何が裏なのか分からないよ。一生こういうつまらない自我を引っ提げて生きていくんだろうか。僕は嫌だ!(欅坂)将来は近所の子供を「少年」と呼ぶダメ人間風お姉さんを経て硬派でいかついハードボイルド婆になるんだから。堂々と虫と辛い物を食え、それが今のお前にできることだ。